加賀友禅・花嫁のれん:制作工程
四季を表現した卓布ということで、春のイメージと秋のイメージの2枚を誂えることとなりました。
節句もの、風景、いろいろな小下図案を出しながら、
加賀友禅らしさ、そして四角い卓の中に柔らかさを表現するために、絵柄は草花の枝丸に決定しました。

順次、下絵 ・ 糊置き ・ 友禅 そして 地染め の様子です。


○下図完成
こちらを青花の汁で白生地に描いていきます。

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え 加賀友禅・花嫁のれん:御誂え


○青花で描かれた下絵に、次は糊を置きます。
そして、糊が置かれ乾いた生地に友禅を施すわけですが、
柔らかく変形しやすい生地を 「 伸子針 」 という針でピンと張らせて、色を挿していきます。


○いよいよ友禅
彩色はピンと張られた生地に丁寧に挿されていきます。
色もすべて凛屋(りんや)オリジナルです。

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え 加賀友禅・花嫁のれん:御誂え

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え


○彩色が済んだ生地がこちらです。
このときはまだ糸目に糊が置かれているため線がハッキリしており、パキッとした印象ですが、
地染めの後、友禅流しで糊を落とすと糸目の部分は白くなり文様も全体に優しくなります。

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え 加賀友禅・花嫁のれん:御誂え

アップで見るとこのようになっております。

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え


○最後に地色が染められ仕立て上がりました。
糸目が白くなり、友禅の色も定着し、落ち着いた色みに仕上がっています。

春の文様は 「 藤紫 」 、秋の文様は 「 朽葉 」 に染め上げました。

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え

加賀友禅・花嫁のれん:御誂え


四季の卓上敷き布ということで『 加賀友禅・四季布 』と名付けました。
撥水のパールトーン加工も施してありますので、水気のものにも安心です。




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